2008/04/28

Googleツールバーへ「かざぐるま」を追加

こんにちは。
Googleツールバーのカスタムボタン(アイコン)として、この「かざぐるま」を追加できるようになりました。
Googleツールバーがブラウザにインストールされている環境で、下のリンクをクリックしていただくと、自動的にツールバーのカスタムボタンとして追加できます。

かざぐるま:Googleツールバープラグイン

● Googleツールバーのインストール
 Internet Explorer 用
 Firefox2 用

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008/04/22

死といのちを考える

覚悟していたし、受け止めていたつもりだった。肉親の死を。
どう考えても助かることはないだろう‥‥。素人の目から見ても、そう思わざるを得なかった病状。
だから、死の前から覚悟はしていたつもりだったし、また、死そのものを受け止めたつもりだった。

しかし、そんな簡単にゆくわけがなかった。

あたりまえと言えば、あたりまえ過ぎること。
しかし、それだけ、「1人の人を喪う」ということは大きいのだ。

1人の人間がこの世から去った、という事実。しかも、それが肉親であるという事実。
受け止めるにはあまりにも重過ぎる‥‥。

告別式を挟んだ約10日間の休みを諸手続に奔走。それらが一段落して、「さあ、会社に戻らなければならない」というその日、私は寝床から起き上がることができなかった。
もちろん、会社には「行けない」と申し出た。
が、しかし、非常に多忙をきわめる部署である。
お悔やみの言葉もそこそこに「○○日から出てきてほしい」と逆指定され‥‥。
あまりの非情さに、思わずカッとなった。

以来、もう1週間あまり、完全なうつ状態。
眠れない‥‥。夜、少しでも寝床で目をつむると、涙が出てきて止まらない‥‥。
さすがに危険を感じ、かかりつけの内科医に精神安定剤を処方してもらい、ゴールデン・ウィークが終わるまでの間、引き続きしばらくの間、休みを取らせてもらうことにした。

肉親の死に直面する、ということが、これほどまでに心の状態に大きな影響を及ぼすとは!
話にはきいていたが、いざ自分が経験してみると、ほんとうに打ちのめされてしまった。

死の悲しみは必ず乗り越えなければならない、などということは、百も承知である。
しかし、それに至るまでの過程は人それぞれであり、やはり、時間が必要なのだ‥‥。
また、それだけ「人生」というものは重みがあるのだ、ということでもあろうと思う。どんなに病気が重かろうと障害が重かろうと。
だから、いのちはくれぐれも大事にしてほしい。自分のいのちはもちろん、他人のいのちも慈しんでほしい。
それが「生きる」ということ。そして、「よりよく死ぬ」ということにつながるのだから。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2008/04/02

父、逝去

病院の庭の夜桜が、異様なほど目に鮮やかで‥‥。
平成20年(2008年)4月1日18時52分、父が、長い闘病生活の末、その人生を全うしました。
享年71歳。
ただただ感謝あるのみ。父の子で良かった。ほんとうにありがとう。

信仰による祈りは、病む人を回復させます。
主はその人を立たせてくださいます。
また、もしその人が罪を犯していたなら、その罪は赦されます。
(聖書(新改訳) ヤコブの手紙 5:15)

| | コメント (6) | トラックバック (0)

2008/03/09

しばらくお休みします

こんにちは。
実は、公私ともにたいへん忙しい毎日が続いてまして、なかなか、このココログを更新することができずにいます。

私自身のポリシーと言いますか、あんまりいい加減な情報は提供したくない‥‥。
で、きちっと下調べをすることを心がけてるんですけど、なんだかんだと時間に追われちゃって、下調べの時間を取ることもむずかしくなっちゃいました。
まぁ、「そんなに堅苦しいことを言わないでもいいんじゃない?」っていう考えもあるんでしょうけど、こればかりはいろんな思いがあるんで(苦笑)。

ってことで、ある程度に落ち着くまでの間、記事の更新をしばらくお休みさせていただきますね。

福祉なんでも談話室」や「教えて!goo」「障害福祉なんでも談話室 - mixi -」のほうは、当面、これまでと変わらずに書き続けますんで、よろしかったら、そちらのほうへどうぞ。

それではよろしくお願いいたします。
あ。すこぶる元気ですから、そのへんはご心配なく!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008/02/10

IE7やWMP11なんて要らない‥‥

2月13日以降、Windows XP の自動更新機能(Microsoft Update か Windows Update)で、既定では「自動的」に Internet Explorer 7(IE7) が導入されてしまう。
はっきり言って、Firefox2 がメインのブラウザになっている私としては、IE7 を使う理由がなく、いままでの IE6 で十分だ。

IE7 の「売り」とされているタブブラウザ機能にしても偽装サイトのシャットアウト機能にしても、Firefox2 には既に搭載されており、目新しさが感じられるものは何ひとつない。
IE7 は、別の Windows XPマシンで既に使ったことがあるが、ただでさえ Firefox2 とくらべても動作が重く、かつ、きわめて不安定(ちょっとしたタイミングでハングアップしてしまったり、突然終了してしまう)で、不具合きわまりない。
つまり、とても使えるシロモノではないのだ。

このような現状を知ってか知らずか、マイクロソフトは、自動更新機能での IE7 の導入をスキップさせる純正ツールを提供している。
下記のサイトで紹介されているが、率直に言って、決して使いやすいツールではない(と言うか、異常に使いづらい!)。
そのため、できるだけ、同じく下記のサイトで提供されている REGファイルを使うと良いだろう。
REGファイルをダブルクリックすることだけによってレジストリを修正し、以降、自動更新機能で IE7 が組み込まれてしまう、ということを防いでくれる。

http://pasofaq.jp/program/internetexplorer/ie7blockertoolkit.htm

もう1つ。
Windows Media Player 11(WMP11) にもさまざまな不具合があるようだ。
「ライセンス(著作権保護済みファイル)のバックアップができなくなる」という、よく知られている制限事項のほかにも、下記に書かれているような非常にたくさんのデメリットがある。

http://www.microsoft.com/japan/windows/windowsmedia/player/11/readme.aspx

こちらも、下記に記されている方法(Regedit.exe での書き換え)で、自動更新機能を解除しておくべきだと思う。
なぜなら、WMP11 をわさわざ使わなくとも、WMP9 や WMP10 でも十分だからである。

Windows Media Player for Windows XP の更新を無効にする

Word や Excel にあるオートコレクト機能もそうなのだが、マイクロソフト、「どうも要らぬおせっかい機能」が好きなようだ。
そのせいで素人には不可解な現象に見舞われたり、「どうしてこうなるの?」とさんざん苦労させられたりする。
もう余計なことはしてほしくない‥‥。
Windows Vista もしかり。Windows XP で十分なのに。

ということで、特に「IE7 を使いたくない!」という方のために、マスコットキャラクター「フォクすけ」が人気急上昇中の Firefox2 を強くおすすめしたい(ダウンロードはこちら[バナーをクリック!] ↓)。

Firefox 2 無料ダウンロード

| | コメント (3) | トラックバック (0)

2008/01/02

謹賀新年

あけましておめでとうございます!
昨年も、公私ともにめまぐるしい1年でありました(苦笑)。

はたして、今年はどんな1年になるのかなぁ?

さてさて。
私は昨年11月に新天地へ移ったところですけど、いやぁ、あまりにも自分にピッタリと合った職場(まぁ、「いまのところは‥‥」っていう但し書きを付けたほうがいいんでしょうけども。)なんで、とてもありがたいやら恐縮するやら。
一番感心したのは、トップが一般社員の考えをどんどん受け入れて、実現のための環境の提供を惜しまないことですかねぇ。
たとえば、聴覚障害者として入社した私ですけど、「(私の)サポートのための環境を整えることが、結果として、社全体の障害者雇用のレベルアップにつながってゆく!」っていう考えが徹底されてて、トップ自らが「いいと思ったこと」をすぐに実行に移してゆくんですよ!
もちろん、これに限らず、日ごろの仕事に関することすべてがそう。
スピード性と実行力、って言ったら良いのかなぁ?
この2つが特に、実にうまくかみ合ってて、感動すらおぼえます。

ただ、こういうのって、トップダウンでやってても効果はないもんなんですけど、それは杞憂でした。
トップの人柄や社風(社員の平均年齢が若く、また、非常にアットホーム!)もあるのか、風通しがとても良くって、トップ以下、取締役や管理職がいきいきとその実現に動いてるんですよねぇ。
なので、決してトップダウンっていう感じではなくって。
言うならば、社員ひとりひとりが歯車のひとつひとつとしての役割を十分に務めてて、結果として、それらが実にうまくかみ合ってる‥‥。
いままで働いてきた障害者福祉施設(社会福祉法人)や特例子会社ではあまり見られなかったことなんで、いまの自分にとっては新鮮ですし、すごく勉強になってますねぇ。

いまの会社、トップ自らがヘッドハンティングしてる、っていうこともあって、「社を良くしてゆこう!」っていうモチベーションがあふれているような気がします。
これ、できそうでいて、なかなか簡単にできるもんじゃないでしょうけど、でも、組織が動いてゆく上で一番大切なこと。しかも「基本中の基本」だと思います。
まぁ、ただでさえ、とんでもないお役人やら官庁トップやらが増えてますし、福祉施設のちんたらぶり(何とも言えない「限界」「惰性で流されてしまう風潮」「独特の雰囲気」「虐待」「報酬のちょろまかし」などなど)も昔と大して変わってないですよねぇ?
それだけに、こういう「基本中の基本」(原点!)にいつでも立ち戻れる謙虚さがほしいですね‥‥。

転職に伴い、昨年11月以降は非常に多忙になっちゃいまして。
いままで以上に、書き込みもままならなくなっちゃいました。
思ったこと&考えたことはもちろん、法改正情報や行政通知などなど、伝えたいことはい~っぱいあるんですけど、何しろ時間が取れなくて(苦笑)。
まぁ、見た目「てきとーてきとー」になっちゃいますけど、マイペースで書き込ませていただけたらと思っております。

今年もどうぞよろしく。
皆さまひとりひとりにとっても、良き1年となりますように!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007/11/03

字幕放送に対する放送行政指針

総務省情報通信政策局10月30日「視聴覚障害者向け放送普及行政の指針(字幕放送に対する放送行政指針)」を公表しました。
この指針では、平成20年度から平成29年度までの10年間を目途に、新たに下記のような番組に字幕を付与することが目標とされています。

1.再放送される番組
2.複数の人が同時に会話を行なう、という場合以外の、生放送の番組
3.手話によって音声を説明している番組(= 新たに字幕も付与する)
4.大部分が歌唱である音楽番組(= 歌詞等の字幕を付与する)
5.データ放送等(= デジタル化への対応)
6.解説放送

指針はもともと、平成9年に当時の郵政省が策定した「字幕放送普及行政指針」を出発点としています。
これを引き継いで、総務省は平成19年3月「デジタル放送時代の視聴覚障害者向け放送に関する研究会」(平成18年10月~平成19年3月)の報告書(まとめ)を公表しましたが、今回公表された指針は、同研究会報告書による提言等を踏まえた内容となっています。

そこで、下記のとおり、研究会の報告書(まとめ)も含めた指針の内容をPDFファイルで用意しました。
ぜひ参考にしてみて下さい。

【ダウンロード】
 [PDF]視聴覚障害者向け放送普及行政の指針(字幕放送に対する放送行政指針)

【ダウンロードの手順(Windowsの場合)】
 Internet Explorer 6 を使っている場合は、次のとおりです。
 なお、「名前をつけて保存」するときのファイル名は、自動的に付きます。
   1.リンク([PDF])の上をマウスで右クリック(マウスの右ボタンを使う)
   2.コンテキストメニュー(右クリックしたときのメニュー)が現われる
   3.「対象をファイルに保存」を選択
   4.「ファイルのダウンロード」で「名前をつけて保存」を行なう

【関連記事(当サイト)】
 政見放送に字幕を

※ ダウンロード後のファイルの閲覧には Adobe Reader(Adobe Acrobat Reader)が必要です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007/10/30

近況報告

障害者雇用と特例子会社の矛盾や限界‥‥。
そんなものに対する徒労感をどうしても取り去ることができなかったんで、特例子会社を辞めました。
11月1日からすぐ、電機販売を請け負う大手アウトソーシング会社に転職(人事・労務管理専門の正社員として、スカウトされました。)します。

今回の顛末ではほんっとに、いまでも「言いたいこと」「大いに注文をつけたいこと」が山ほどあります。
でも、特例子会社の退職後も守秘義務があるんで、勤めていた会社そのものに対しては多くを語ることができなくって。

う~ん、これって、なんかくやしいっ!(苦笑)
まぁ、冗談はともかくとして。

率直に言って、いまも、単なる「失望」以上の、「激しい怒りに非常に近い感情」を持ってます。
但し、くれぐれも誤解のないように断わっておきますけど、会社に対する不満や怒りじゃあないです。

不満や怒りは「特例子会社」っていう形態に対してのもの。
特例子会社で仕事をしてて、虚しさばかりがぐんぐん大きくなっていってましたからねぇ。
つまり、障害者だけが1か所に集まって働く、ってのは、決して良いことだとは思えませんでした。

上司は、「人間関係がうまくゆかなかったせいで辞めた」と思っている様子。
でも、実は、そうじゃあないんです。

結局、一言で言うと、「こういう所にいては自分がダメになっちゃう」って思って。

特例子会社っていう所はあまりにも異質で特殊な環境だ、って思わざるを得なかったんですよ。
これが退職を決めた一番の理由でした。

何て言うか、「成長したい」「もっと出世したい」「もっとキャリアを積みたい」っていう、たとえ重度障害者であっても「ごくあたり前に持ってる、職業に対する達成欲求」を満たせる場じゃあなかった、っていうことに尽きるかな?
それは、私が勤めていた特例子会社だけじゃなくって、「障害者雇用の1形態としての特例子会社」全体に共通する問題だと思います。

最後っ屁みたいな言い方になるかもしれませんけど、特例子会社があんな所だったとは思わなかったし、また、いつまでもあんなままでいいとも思わないです。

障害者自立支援法や改正障害者雇用促進法が施行された結果、はっきり言って、現在、障害者雇用は「売り手市場」です。
きちっと準備して、それなりの求職活動をしてゆけば、障害者枠での採用であろうとなかろうと、実は、ちゃんと正社員として雇用されます(いままでだったら、契約社員や嘱託社員での雇用がせいぜいでしたけれどもね。)。
障害者を取り巻く雇用環境は、以前とはかなり大きく変わってきてるんですよね。

よほどのことがないかぎり、私は、同じような障害者には特例子会社への就職は勧めたくないなぁ。
なぜなら、職業への可能性は障害者であろうと健常者であろうと変わりはないはずだから。
特例子会社に安住せず、さらなるキャリアアップのために、もっともっとチャレンジしていってほしいと思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007/10/25

障害者の社会参加促進等に関する国際比較調査

内閣府10月23日、日本・アメリカ・ドイツの3か国で実施した「障害者の社会参加促進等に関する国際比較調査」の結果を発表しました。
調査は今年の2~3月に20歳以上の男女を対象に行なわれ(日本は面接、アメリカ・ドイツは電話で実施)、いずれも1,000人を超える回答を得ています。

特に注目すべき回答結果は、次のとおり。
国民性の違いもあるのでしょうけれども、それにしても、わが国の「障害者に対する理解不足」は目をおおうばかりのような気がします。
この結果は、国際的にも、非常に恥ずかしいことではないでしょうか?
また、日本は「健常者」「障害者」を明確に線引きして区別し、学校や職場などでは両者の交流が非常に乏しい社会環境となってしまっていますが、そのことこそが、障害者に対する理解不足や偏見・差別を生んでいるような気がしてしかたありません。

「すぐそばに障害者がいることは、あたりまえなことである」というわが国を築くためにも、障害者自身がもっともっと声をあげ続けてゆく必要があると思いますし、国の障害者施策もさらなる改革が求められるでしょう。
5年後、10年後に類似の調査が行なわれると思いますが、そのときの結果はどのように変化しているのでしょうか。

■ 障害のある人は、障害のない人と比べて「同じような生活」を送っているだろうか?

日本
  そう思う  18.8%
  思わない  74.8%
アメリカ
  そう思う  53.7%
  思わない  45.4%
ドイツ
  そう思う  81.9%
  思わない  16.4% 

■ 障害のある人に対して、障害者だと意識せずに接しているだろうか?

日本
  意識せずに接している  36.3%
  意識して接してしまう  60.7%
アメリカ・ドイツ
  意識せずに接している  両国とも約90%

■ 企業や飲食店などが「障害者への合理的配慮」(例:階段をスロープに改修する)を行なわないことは、障害者への差別にあたるだろうか?

日本
  差別にあたると思う  42.0%
  差別だとは思わない  44.6%
アメリカ
  差別にあたると思う  70.0%
  差別だとは思わない  28.5%
ドイツ
  差別にあたると思う  64.8%
  差別だとは思わない  32.5%

【ダウンロード】
 [PDF]平成18年度 障害者の社会参加促進等に関する国際比較調査(報告書)

【ダウンロードの手順(Windowsの場合)】
 Internet Explorer 6 を使っている場合は、次のとおりです。
 なお、「名前をつけて保存」するときのファイル名は、自動的に付きます。
   1.リンク([PDF])の上をマウスで右クリック(マウスの右ボタンを使う)
   2.コンテキストメニュー(右クリックしたときのメニュー)が現われる
   3.「対象をファイルに保存」を選択
   4.「ファイルのダウンロード」で「名前をつけて保存」を行なう

※ ダウンロード後のファイルの閲覧には Adobe Reader(Adobe Acrobat Reader)が必要です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

障害者白書(平成19年版)

政府は6月15日の閣議で、2007年版(平成19年版)「障害者白書(障害者施策の概要)」を了承し、公開しました。
今年版の障害者白書は、障害者自立支援法や改正障害者雇用促進法の全面施行、国連での障害者権利条約の採択などを踏まえ、障害者自立支援法の定着に万全を期すための特別対策や、障害者の雇用・福祉施策、バリアフリーのための街づくり、障害児教育に関する制度改正などの障害福祉施策のしくみについて、非常に詳しく記述しています。

このように、いままでに出された障害者白書の中では、最も障害福祉施策の状況をつかみやすいものになっているため、障害福祉分野をめざしている学生にとっては特に、またとない資料になることと思います。

さっそくですが、PDFファイルとして全文を用意しました。
しおり(目次&リンク)付きです。
約8.5MB、と容量が大きいため、ダウンロードしてからご活用下さい
また、閲覧には Adobe Reader(Adobe Acrobat Reader) が必要です。

その他、内閣府の障害者施策総合世論調査の概要も、PDFファイルで用意しました。
障害者の「情報・コミュニケーション」の分野に関して調査した「平成17年度障害者施策総合調査(情報・コミュニケーション)」と、「雇用・就業」の分野に関して調査した「平成18年度障害者施策総合調査(雇用・就業)」です。
併せてご活用下さい。

【障害者白書】
 [PDF]障害者白書(平成19年版)

【ダウンロードの手順(Windowsの場合)】
 Internet Explorer 6 を使っている場合は、次のとおりです。
 なお、「名前をつけて保存」するときのファイル名は、自動的に付きます。
   1.リンク([PDF])の上をマウスで右クリック(マウスの右ボタンを使う)
   2.コンテキストメニュー(右クリックしたときのメニュー)が現われる
   3.「対象をファイルに保存」を選択
   4.「ファイルのダウンロード」で「名前をつけて保存」を行なう

【関連ファイル】
 [PDF]障害者白書(平成17年版/約8MB)
 [PDF]障害者白書(平成18年版/約2.5MB)
 [PDF]平成17年度障害者施策総合調査(情報・コミュニケーション)
 [PDF]平成18年度障害者施策総合調査(雇用・就業)

【関連記事(当サイト)】
 障害者白書(平成17年版)
 障害者白書(平成18年版)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007/10/24

初恋─村下孝蔵

こんにちはっ!
ロックバンド「Janne Da Arc」(ジャンヌダルク)のボーカリストyasuさんが、自身のソロプロジェクト「Acid Black Cherry」の2ndシングル「Black Cherry」(2007年9月26日リリース)で、私の大好きな村下孝蔵さんの「初恋」をカバーしてることを知ったんで、さっそく聴いてみました~!

いやぁ~っ!意外と、すっごく合いますねぇ!
「初恋」っていう曲は、バリバリのロックアレンジにしちゃってもすごく合います。新発見でしたー。

yasuさん、キーが高くって、力強いハイトーンボイスがいちばんの魅力ですけど、村下さんもキーがえらく高かったんで、「初恋」はyasuさんにぴったりだったかも。

こりゃあ、TVやライブとかで、もっともっと歌ってPRしてほしいなぁ‥‥。
永遠の名曲「初恋」を。

【関連記事(当サイト)】

村下孝蔵メモリアルコレクション
 http://maroon.way-nifty.com/welfare/2007/06/post_cc81.html

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007/10/15

低所得者年金加算─厚労相が賛意

先日の当ブログの記事「障害福祉施策と財源」で「低所得者年金加算」について言及したが、10月13日付けの毎日新聞朝刊によると、舛添厚労相は10月12日、衆議院決算行政監視委員会で公明党福島豊氏の質問に答え、「大変貴重な提案。政府・与党でしっかり協議をした上で検討したい」と、制度の導入に向けた検討を行なう考えを公式に明らかにした。

現在、公明党が、自民党との政権合意事項である「低年金の防止」に向けて、低所得者の基礎年金(老齢基礎年金)を満額で月83,000円とする試案を作成しているそうだ。
低所得者年金加算制度はこの試案を踏まえたもので、年収160万円未満の単身受給者(配偶者や扶養家族などがいない受給者)の受給額を約25%上乗せしようというもの。

舛添厚労相はこの内容を踏まえ、5,000~9,000億円にものぼる追加財源が必要だ、との試算も明らかにした。
今後、消費税率を上げて社会保障目的税化する可能性も含め、財源確保のための方法を探ってゆくことになる。

公明党には、1999年4月~9月の「地域振興券」を導入させた前歴がある。いわゆる「国主導の商品券のばらまき」として悪名高かったアレだ。
「地域振興券」は福祉目的の施策として、年金受給者や福祉施設入所者、生活保護世帯、中学生までの子どもを持つ世帯などを対象に発行された。実は、公明党が与党に加わるきっかけを作った、という裏もある。
しかし、その効果ははなはだ疑問で、国の財源を著しく圧迫し、また、福祉関係者にもすこぶる評判が悪かった。

公明党は「福祉の党」を標榜しており、今回の「低所得者年金加算」も公明党のそういった方針の一環であろうが、とんでもない「ばらまき」ではなかろうか?
それとともに、公明党が言う「福祉の党」ぶりがいかにうさん臭いものであるか、ということも露呈させていると思う。

地域振興券にしても低所得者年金加算にしても、財源の問題を棚上げにして実行に移すことは、結局、そのツケを国民に廻してしまうことになる。
つまり、それは、決して「真の福祉」はつながってゆかないのだ。
公明党も、そして自民党も、そのことを理解しているのだろうか?

こういうバカな加算制度は、絶対に導入してほしくない。
それよりも、社会保障目的税の導入や社会保険庁の大改革と合わせ、年金受給額全体の底上げ(できれば、特に障害基礎年金)を断行してほしい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007/10/12

25万アクセスを突破

こんにちは。
サイト開設から約3年8か月で、とうとう25万アクセスを突破してしまいました。
1日あたり約180~190アクセスがあった計算ですけれども、リピーターの方もたくさんいらっしゃるようで、皆さんに根強く支持されていることを恐縮に思っています。
ほんとうにありがとうございます。

これからも、障害を持つ当事者としての視点を大事にしながら、福祉行政施策に物申す存在でありたいと思っています。
まだまだ未熟な私ですけれども、引き続きどうぞよろしくお願いいたします!

| | コメント (1) | トラックバック (0)

障害福祉施策と財源

10月8日付けの読売新聞によると、政府・与党は、年収160万未満の低所得者層を主な対象に「老齢基礎年金の加算制度」を導入してゆく検討を始めたそうだ。
この加算制度は、現行の老齢基礎年金を約66,000円/月から約83,000円へと、約25%アップさせるもの。
合わせて、低所得者層に限定し、「障害基礎年金(2級)も約66,000円/月から約83,000円(1級相当)に引き上げる」という。

基礎年金の財源は、国民ひとりひとりが支払っている国民年金保険料(厚生年金保険料なども含む)と、国庫負担から成っている。
現在、国庫負担の割合は3分の1(国民年金保険料の全額免除を受けた人が受け取れる年金額が3分の1になってしまう、というのはこれが根拠。)だが、法改正により、2009年度までに2分の1に引き上げなければならないことになっている。
このため、加算制度の導入は、この引き上げと合わせての実施をめざしているという。

加算制度の導入に必要な財源は、税金で賄う方針。
だが、試算によれば、約5,000~9,000億円にものぼるそうだ。
基礎年金の国庫負担割合の2分の1への引き上げと合わせると、数兆円~数10兆円もの財源を新たに確保しなければならない。
いったいどこにそんな財源があるというのか?

現在の税制の中でのやりくりは、どう考えてもできるはずがない。
消費税の税率を倍にし、福祉目的税化して使途を社会保障に限定するか‥‥。
あるいは、20歳から介護保険に強制加入させてその保険料の一部を充てるなどか‥‥。
財源を確保するための具体的な方法が明確にされなければ、上記の施策が実行に移されたあと、ツケは必ず国民に回ってくる。
障害基礎年金の増額などは、一見障害者にとってメリットがあるように映る。
が、決してだまされてはいけない。

ただ、舛添厚労相は10月8日、記者団の質問に対して「このような検討の事実はない」と否定している。
読売新聞のスクープか、あるいはガセネタなのか?
真相は闇の中であるが、いずれにしても、基礎年金の国庫負担割合の引き上げは既に決まっており、国が現在以上に財源の確保に苦慮するのは必至だ。

一方、政府・与党は、民主党が国会に提出した障害者自立支援法改正案に同調する形で、障害者自立支援法による原則1割負担を当面見直す方向だという。
しかし、福田首相は自民党総裁選の公約で障害者自立支援法の抜本的な見直しを約束したが、この度の国会の施政方針演説では一言も触れていない。
いったいどのように見直そうというのだろうか?

--------------------------------------------------

障害者自立支援法及び児童福祉法の一部を改正する法律案 要綱(民主党案)


第1 障害者自立支援法の一部改正(第1条関係)

 1 障害者等が障害福祉サービスを受けたときに要する費用に係る自己負担の額については、その経済的負担の軽減を図るため、当分の間、現行の1割負担を凍結し、障害者等又はその扶養義務者のうち政令で定めるものの負担能力に応じたものとすること。
 2 国及び地方公共団体は、当分の間、障害福祉サービスの円滑な提供の確保を図るため必要があると認めるときは、指定障害福祉サービス事業者及び指定障害者支援施設の設置者に対し、財政上及び金融上の支援を行うものとすること。

第2 児童福祉法の一部改正(第2条関係)

 1 障害児が障害児施設支援を受けたときに要する費用に係る自己負担の額については、その経済的負担の軽減を図るため、当分の間、現行の1割負担を凍結し、障害児又はその扶養義務者のうち政令で定めるものの負担能力に応じたものとすること。
 2 国及び地方公共団体は、当分の間、障害児施設支援の円滑な提供の確保を図るため必要があると認めるときは、指定知的障害児施設等の設置者に対し、財政上及び金融上の支援を行うものとすること。

第3 その他(附則関係)

 1 この法律は、平成19年4月1日から施行するものとすること。
 2 所要の経過措置を定めるものとすること。

--------------------------------------------------

民主党案にも、重大な問題点がある。
「原則1割負担を凍結し、措置制度や支援費制度のときと同様の応能負担(負担能力に応じた費用負担)に戻す」というのが法案の趣旨だが、その分だけ歳入が減ることになる。
減った分の財源が確保できなければ、あっという間に破綻するはずだ。
そもそも、財源の確保がままならなかったからこそ支援費制度がたった数年で破綻し、障害者自立支援法が導入されたのではなかったのか?
ならば、支援費制度と同様のしくみに戻すことは、全く意味がないのではなかろうか?

基礎年金の加算制度にしても、障害者自立支援法にしても、一見、障害者にとっては「おいしい」話題だろう。
しかし、しつこいくらい言ってしまうが、決して、目先のエサにだまされてはいけない。

「いったいどこから財源を持ってくるのか?」ということが明確にされていない以上、一時しのぎの政策に過ぎない。
したがって、定率減税の廃止による税負担アップと同様のツケが、いずれ私たちに跳ね返ってくる。
「安物買いの銭失い」とはよく言ったものだ。
だからこそ、障害者は、「政策を見きわめる目」と「政府・与党への発言力」をより養わなければならない。

「安ければ飛びつく」というのは考え物だ。
障害者であっても負担すべきものはきちんと負担し、そのことによって、堂々と不満を口にしていったらよいのではないか?
負担するべきものを負担しないでよいようになるから、負い目や後ろめたさで物が言えなくなってしまう。
そういった面もあるのではなかろうか。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007/10/10

通信販売の補聴器等の安全性や補聴効果

補聴器は高~い!
中度以上の難聴者にとっては聴き取りやすくて助かる「デジタル補聴器」の場合、高出力タイプだと1台20万円前後(注:もちろん、片耳だけのお値段!)もします。
両耳に装用したほうが自然なステレオ効果が得られ、聴こえ心地も全く違うため、できるだけ両耳装用のほうが望ましいんですけど、そうすると合わせて40万円!
手取り月給1か月分以上がふっ飛んでゆきますなー。生活できなくなっちゃう‥‥。

こんな事情をある程度見通したのかどうなんだか、ここんとこ、通信販売で、安価な補聴器や集音器を扱ってる所が目立ってきました。
これ、はっきり言って、とんでもない商品が多いです。
音声の増大効果があんまり見られない製品はまだ良いとして、とんでもなくバカでかい音が急に出る‥‥なんていう商品すらあります。
要は、通販商品そのものが難聴者のことを考えたものではない、っていうこと。う~ん‥‥。

こういう商品への苦情は多いようで、ここで独立行政法人国民生活センターが、とうとう「通信販売の補聴器等の安全性や補聴効果」に関する実態調査を行ない、その結果を9月6日に公表しました。

[PDF]通信販売の補聴器等の安全性や補聴効果(報告書)

上記の報告書の中で列挙されてる商品、実際に使ったり、見たりしたものばっかり。
調査結果を見て、思わず「そのとおりっ!」って、うなずいてしまいました。

こういう実態は、もっともっと知られたほうがいいでしょうねぇ。
安価で補聴器や集音器が入手できる、ってなると、難聴や補聴器に関する正しい知識に乏しい人は飛びついちゃう‥‥。
しかも、通信販売で入手できるんでお手軽、ってことで、めんどくさがり屋には、ただでさえ誘惑が(笑)。
ここが「悪魔のささやき」って言いますか、あとから「こんなはずでは!」ってなっちゃう原因なんですけどもね。

補聴器はきめ細かな調整(フィッティング)が不可欠で、そもそも通信販売で買うような商品じゃありません。
1回でぴたっと自分の難聴にマッチした聴こえが得られる、なんてことは、まずありえませんもん。
何度も何度も補聴器屋さんにかよって、根気強く調整してもらわなくっちゃならない‥‥。
もちろん、イヤな顔ひとつしないで対応してくれる補聴器屋さんに出会うことも、すご~く大事になってきます。たとえば、私がとってもお世話になってる、株式会社ワールドパイオニアの「にっこり補聴器屋さん」(東京・中野)のように。
さらに、耳かけ型補聴器の場合、「ピー、ピー」とやかましい音が漏れてしまうハウリングの対策のためにイヤモールド(特殊な耳栓で、ひとりひとりの耳穴の形に合わせて作ってもらう)が不可欠になってくるし、そういったことにも対応してないとまずいんですよ‥‥。

そのほか、補聴器の購入には公費助成がある、ってことも知っておいたほうがいいでしょうねぇ。
身体障害者手帳の交付(身体障害者福祉法)を受けることが前提になってきますけど、障害者自立支援法に基づいた「補装具費の給付」ってことで、補聴器を「補装具」として購入できます。
自分の希望するお店で、自分に合った補聴器(但し、補装具費の給付基準に合致した商品)を買えるし、その購入費用の何割かについて公費助成(これが「補装具費」)が。しかも、修理代もOK。
なので、これを利用しない手はありませ~んっ(笑)。

いずれにしても、障害を持った人がよりスムーズに暮らしてゆくためには、しっかりとした正しい知識を持ってないととんでもないことになる、ってことが言えると思います。
もちろん、たとえば補装具費のことなんかは、公的機関などが積極的にPRしてゆくことも求められますけどもね。
でも、それ以上に、障害者自身が、自分のほうから情報を求めて動いてゆかないとダメですねぇ。
正確な情報をいかに数多くゲットするか‥‥。ここが大事だと思います。

報告書はPDFファイルで用意させてもらいました。
じっくり見ていただいて、その実態を把握してもらえるとありがたいです。

【ダウンロードの手順(Windowsの場合)】

 Internet Explorer 6 を使っている場合は、次のとおりです。
 なお、「名前をつけて保存」するときのファイル名は、自動的に付きます。
   1.リンク([PDF])の上をマウスで右クリック(マウスの右ボタンを使う)
   2.コンテキストメニュー(右クリックしたときのメニュー)が現われる
   3.「対象をファイルに保存」を選択
   4.「ファイルのダウンロード」で「名前をつけて保存」を行なう

閲覧には Adobe Reader(Adobe Acrobat Reader) が必要です。
バージョン5以上の Adobe Reader に対応しています。

【関連記事(当サイト)】

補聴器・集音器に関するアンケートを実施─国民生活センター
  http://maroon.way-nifty.com/welfare/2007/04/post_d18b.html
やっと「補装具費」の支給申請‥‥
  http://maroon.way-nifty.com/welfare/2007/03/post_41d3.html
補装具~補聴器の修理
  http://maroon.way-nifty.com/welfare/2006/06/post_b1b4.html
オージオグラム~難聴の認定
  http://maroon.way-nifty.com/welfare/2005/02/post_111b.html

【関連サイト】

にっこり補聴器屋さん ブログ
  http://ameblo.jp/wp-nikkori-hochoki/

--------------------------------------------------

通販購入の補聴器「性能に問題多い」─ 国民生活センター

インターネットや通信販売で手軽に購入できる補聴器や集音器などの機器について、安全性や性能に問題があるものが多いことが9月6日、国民生活センターの調べでわかった。

補聴器は薬事法に基づく「管理医療機器」にあたり、製造や販売について一定の基準が設けられている。
集音器は、補聴器と同様、耳に装着して使うものだが、同法の基準外だ。

同センターでは、通信販売などで売られている補聴器5銘柄と集音器5銘柄の計10社10銘柄について、安全性や性能について商品テストを実施した。
対象の10銘柄のボリュームを最大にし、90デシベルの音を入力したところ、補聴器2銘柄と集音器5銘柄で出力の最高値が120デシベルを超えた。
日本補聴器工業会では使用者の聴力を保護するため、自主安全基準で出力の最高値を120デシベル以下と定めている。また、補聴器は人の声を聞き取りやすいよう、一般的には周波数が1000ヘルツ以下の低音よりも、2000~3000ヘルツの高音を増幅する仕組み。
しかし、補聴器2銘柄と集音器5銘柄の計7銘柄で、高音よりも低音の増幅が大きくなるようになっていて、聞き取りに適さないものもあった。
薬事法では、補聴器に製造販売業者名の記載を義務づけているが、1銘柄で記載がなかった。

国民生活センターによると、ネットや通販で購入した補聴器などの苦情相談はこの5年間で212件。
通信販売の商品は、特定商取引法に基づくクーリングオフの対象になっていない。

同センターは、購入者に「医師の診察を受けた上で、専門家に調整してもらった商品を選んで」と注意を呼びかけている。

(2007年9月6日  読売新聞)

--------------------------------------------------

通信販売の補聴器等の安全性や補聴効果 ─ 販売サービスに関する調査も含めて ─

【目的】

補聴器を装用して十分な効果を得るためには、個人の難聴の程度等に合わせた適切なフィッティングが重要とされる。
しかし、現状では、補聴器のフィッティングに関する専門的な資格はなく、業界の自主的な認定制度等に委ねられている。
一方、インターネット等の通信販売でも、補聴器や、医療機器ではない「集音器等」が数多く販売されている。
そこで、通信販売の補聴器及び集音器等について、安全性や補聴効果に関するテスト、モニターによる装用テスト等を行ない、個人に合わせたフィッティングなしに販売される補聴器等の問題点を調べた。
また、補聴器販売店を対象にアンケート調査を行ない、補聴器販売サービスの実態と問題点を消費者に情報提供することとした。

【概要】

* PIO-NETに寄せられる補聴器等についての相談は年々増加傾向にあり、店舗以外での購入による相談も全体の35%程度を占めていた。
* 出力される最大音が大きく、安全性に問題があると思われる銘柄があった。
* 会話音を増幅する能力が小さく、十分な補聴効果が得られない可能性がある銘柄があった。
* 会話音の聞き取りに適さない周波数特性を持つ銘柄が、10銘柄中7銘柄あった。
* 8銘柄は、モニターが使用しているフィッティングを受けて購入した補聴器に比べて、十分な補聴効果が得られなかった。
* 薬事法に基づく表示に不備がある銘柄が1銘柄あり、問題であった。
* 補聴器販売店に対するアンケート結果から、回答を得た販売店の約4割が業界の認定店や加盟店ではなく、資格のない販売員が補聴器販売業務に従事していることが分かった。
* 聴力検査や補聴器の調整に用いられる設備・機器の有無は販売店の種類によって差があるにもかかわらず、サービス内容についての回答はほぼ同じであり、矛盾していた。

【消費者へのアドバイス】

* フィッティングを受けて補聴器を購入するようにしましょう。
* 補聴器を購入する際は、業界の認定制度の下で一定の基準を満たした販売店で、購入するようにしましょう。
* 難聴者は、集音器等を使用しないようにしましょう。

【業界への要望】

* フィッティングをした上で補聴器が販売されるよう、販売システムの見直しを要望する。
* 補聴器販売サービスの内容及び水準の向上を要望する。
* 補聴器について、安全性や補聴効果等についての一定の基準を設けるよう要望する。
* 薬事法に基づく表示の改善を要望する。
* 集音器等についても安全性に関する基準を設け、また、難聴者が使用することのないよう表示の改善を要望する。

【行政への要望】

* 補聴器は、使用者の難聴の状態に合わせて使用する必要のある管理医療機器である。良好なフィッティングサービスが受けられるよう、一定水準以上の技術者の育成の強化、また、販売管理者についての研修へフィッティングに関する事項を盛り込む等、業界指導を要望する。
* 補聴器について、安全上の観点からの出力最大音の設定、及び最低限の補聴効果等規格基準の設定を要望する。
* 薬事法に基づく表示について、指導の徹底を要望する。
* 集音器等についても安全性に関する基準を設け、また、難聴者が使用することのないよう指導の徹底を要望する。

【要望先】

厚生労働省医薬食品局 審査管理課医療機器審査管理室
厚生労働省医薬食品局 監視指導・麻薬対策課
経済産業省商務情報政策局 医療・福祉機器産業室
経済産業省製造産業局 日用品室
経済産業省 商務流通グループ製品安全課
有限責任中間法人日本補聴器工業会
社団法人日本通信販売協会

【情報提供先】

内閣府国民生活局 消費者調整課
経済産業省 商務流通グループ消費経済政策課
公正取引委員会事務総局 取引部景品表示監視室
社団法人日本耳鼻咽喉科学会
日本聴覚医学会

(2007年9月6日  国民生活センター)

--------------------------------------------------

| | コメント (1) | トラックバック (0)

«福祉職員の質と非常識