2009/07/11

障害者虐待防止法

与党・野党は7月9日午前、それぞれの「障害者虐待防止法(案)」国会に提出しました。

一本化ができない状態での国会提出でしたが、与党・野党は直ちに調整に入り、超党派による議員立法として修正した上で、いまの国会(会期末は7月28日)での成立をめざす方針です。

与党案が、虐待相談・通報の窓口拠点を都道府県に置いているのに対し、野党案では市町村に置いていますが、それぞれの法案に大きな差異はありません。
いずれも、家庭や施設・職場での虐待の発見者に通報を義務づけ、自治体などに調査や救済を求めています。

衆議院の解散・総選挙が近づいているため、成立が先送りされる懸念がたいへん強く、また、過去に数度、議案が出されたのにもかかわらず廃案を繰り返していることから、関係者には強い不安と期待が入り交じっています。
また、識者からは、「法案提出はパフォーマンスに過ぎない」「通報先となる自治体や行政が訴えにきちんと向き合うかがカギ」「通報を待つのでなく、訪問して聞いて回るくらいでないと、被害は表に出ない」などといった声も挙がっています。

<自由民主党・公明党>(与党案)

7月7日、障害者特別委員会・厚生労働部会合同会議で法案を了承。
同9日午前、国会に法案を提出。議員立法。

家庭や施設・職場において生命や身体に重大な虐待を受けたと思われる障害者を発見した場合の、市町村や都道府県への通報を義務付け。
(それ以外の虐待の場合の通報は努力義務)

虐待の形態(5類型)
(1)身体的虐待
(2)養護を怠るなどの放置
(3)心理的虐待
(4)性的虐待
(5)経済的虐待

・ 家庭内虐待の場合の、市町村の立入調査権を認める。
・ 施設や企業において虐待があった場合は、都道府県や労働局が調査を行なう。
・ 内部通報者などが解雇などの不利益を受けることがないように規定。

与党案 法案
「障害者虐待の防止、障害者の養護者に対する支援等に関する法律(案)」
http://www.shugiin.go.jp/itdb_gian.nsf/html/gian/honbun/houan/g17101049.htm

与党案 法案要綱
http://www.shugiin.go.jp/itdb_gian.nsf/html/gian/honbun/youkou/g17101049.htm

<民主党、社民党、国民新党>(野党案)

7月9日午前、国会に法案を提出。議員立法。
「障害」の「害」という字が持つマイナスイメージを、法案名で排除。

虐待の禁止、国などの責務、障がい者保護のための措置…などのほか、特に、介護者支援のための措置等も定めている。
法案の柱や虐待の範囲などについては、与党案と大差はない。

野党案 法案
「障がい者虐待の防止、障がい者の介護者に対する支援等に関する法律(案)」
http://www.shugiin.go.jp/itdb_gian.nsf/html/gian/honbun/houan/g17101050.htm

野党案 法案骨子
http://www.dpj.or.jp/news/files/090709kosshi.pdf

野党案 法案概要
http://www.dpj.or.jp/news/files/090709gaiyou.pdf

野党案 法案要綱
http://www.shugiin.go.jp/itdb_gian.nsf/html/gian/honbun/youkou/g17101050.htm
http://www.dpj.or.jp/news/files/090709youkou.pdf

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/05/26

障害者白書(平成21年版)

政府は5月26日の閣議で、2009年版(平成21年版)「障害者白書(障害者施策の概要)」を了承し、公開しました。
今年版の障害者白書は、「障害者が日ごろどのようなことで差別を受けていると感じているのか」の調査結果(概要)が盛り込まれており、そのトップは「雇用・就業」の分野でした。
次いで、「施設や行政サービスの利用に関する差別」「治療の制限や拒否などの差別」と続いています。
なお、調査結果の詳細については、分析などを経て、追って内閣府から発表される予定です。

さっそくですが、今年も、PDFファイルとして全文を用意しました。
但し、しおり(目次&リンク)は付けていません。
また、著作権保護などの関係上、印刷・編集はできません
ファイルサイズが大きいため、ダウンロードしてからご活用下さい
閲覧には Adobe Reader(Adobe Acrobat Reader) が必要です。

【障害者白書】
 [PDF]障害者白書(平成21年版/約11.2MB)[全文]

【ダウンロードの手順(Windowsの場合)】
 Internet Explorer 6 を使っている場合は、次のとおりです。
 なお、「名前をつけて保存」するときのファイル名は、自動的に付きます。
   1.リンク([PDF])の上をマウスで右クリック(マウスの右ボタンを使う)
   2.コンテキストメニュー(右クリックしたときのメニュー)が現われる
   3.「対象をファイルに保存」を選択
   4.「ファイルのダウンロード」で「名前をつけて保存」を行なう

【関連ファイル】
 [PDF]障害者白書(平成17年版/約8MB)
 [PDF]障害者白書(平成18年版/約2.5MB)
 [PDF]障害者白書(平成19年版/約8.5MB)
 [PDF]障害者白書(平成20年版/約4.6MB)

【関連記事(当サイト)】
 障害者白書(平成17年版)
 障害者白書(平成18年版)
 障害者白書(平成19年版)
 障害者白書(平成20年版)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/04/12

NHKオンデマンド 顛末記

わけあって Windows Media Player 10(WMP10)が搭載されている Windows XP Service Pack 3(WinXP SP3)の環境で NHKオンデマンドを利用しようとしたのだが、動画が再生できず、次のようなエラーメッセージが表示された。

「DirectShow フィルタ グラフに存在しないピンに操作を実行しようとしました。」

NHKオンデマンドのサイトにある「デモムービー」が、まず再生できないのだ。
これでは、NHKオンデマンドを使えない。

そこで、あれこれと手を尽くして Google などで対応方法をググる。
この結果、以下のようにして解決すると良いらしい、ということがわかった。

1.DirectX を最新バージョンに

DirectX のサイトから、DirectX を最新バージョンに更新する。

2.WMP10 のセキュリティコンポーントを更新

http://drmlicense.one.microsoft.com/Indivsite/ja/indivit.asp にアクセスして、WMP10 のセキュリティコンポーネントを更新する。

3.WVC1ビデオデコーダのインストール(盲点!)

NHKオンデマンドで提供される動画は、VC1コーデックなるものを利用しているそうだ。
となると、http://support.microsoft.com/kb/942423/ja にあるように、WVC1ビデオデコーダが組み込まれていないと再生できないことになる。両者の組み合わせが再生の大前提であるためだ。
Windows XP では、この WVC1ビデオデコーダは、標準では組み込まれていない意外な盲点である。
そこで、WVC1ビデオデコーダを組み込む。

結果はどうだったか?
無事に再生可能となった。最初のエラーメッセージも一切出なくなった。

よし。WMP11 を使わなくてもまだまだイケるぞ!
再生不能で悶々と悩む日々が続いていたので、実にスッキリした。

NHKオンデマンドは、会員登録は無料。動画の再生は「1本あたりいくら」などといった感じで有料だ。
画質はきわめて良い。見逃した番組や過去の番組など、かなり貴重な動画を見ることができる。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2009/04/08

モバイル型遠隔情報保障システム

ソフトバンクモバイル株式会社は、筑波技術大学NPO法人長野サマライズ・センター群馬大学と合同で、4月6日より、来年3月末までの1年間の予定で、iPhone 3G での実用化を想定した「モバイル型遠隔情報保障システム」の導入実験を行ないます。

モバイル型遠隔情報保障システム

このシステムは、携帯電話を利用して、遠隔で「パソコン要約筆記」を実現しようというもの。
従来のパソコン要約筆記は、一般に、講義などの場に2名の要約筆記者(いわゆる「通訳者」)が同席し、リアルタイムでパソコンの画面に入力していました。
しかしながら、LAN環境が構築されていない教室や体育館など、パソコンを持ち込むことも困難な環境下ではパソコン要約筆記ができず、特に、聴覚障害学生への情報保障面で大きな妨げになっていました。

システムでは、携帯電話を通じて話者の声を遠隔地にいる要約筆記者に送信し、同時に、そちらから字幕データを送り返してもらって携帯電話上に表示する、という形で、パソコン要約筆記を行ないます。
これにより、要約筆記者の立ち会い・同席なしにパソコン要約筆記を利用することが可能となり、また、端末の小ささもあって、非常に情報保障の幅が拡がることも予想できます。
iPhone 3G は通話とインターネットアクセスが同時に可能で、端末のディスプレーも大きいことから、システムの導入実験で用いられることとなりました。

システムが実用化されれば、聴覚障害者に対するいっそうの情報保障が期待できるでしょう。
4社は、同業他社や他企業でも導入できるよう、システムの利用マニュアルやノウハウをそれぞれのウェブサイトなどを通じて公開する予定、とのことです。

ソフトバンクモバイル株式会社 プレスリリース
ソフトバンクモバイル株式会社 プレスリリース(PDF版)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/04/04

彼女の名はサビーヌ

フランスの女優サンドリーヌ・ボネールさんが自閉症の妹の日常を描いた映画「彼女の名はサビーヌ」が、東京・渋谷のアップリンクなどで上映されています。
この映画はボネールさん自身の初の監督作品でもありますが、第60回カンヌ国際映画祭で国際批評家連盟賞を受賞するなど、国際的に高い評価を受けました。

11人兄弟の七女として生まれたボネールさんには、1歳違いの妹サビーヌさんがいます。
陽気で美しく、芸術的才能が豊かなサビーヌさんですが、彼女は重い自閉症で、幼い頃から特別なケアを必要としていました。

兄弟それぞれが独立してゆく中で、兄の死をきっかけに、彼女は「爆発」してしまいます。
その後、適切な支援を受けることなく、サビーヌさんは28歳で精神科病院へ。入院生活は5年以上にも及びましたが、退院時の彼女は、入院前とはすっかり変わり果てた姿になっていました。

映画は、サビーヌさんの変化を中心に、25年もの歳月をかけて撮影された映像で構成されています。
過去の、いきいきとした若かりし頃のサビーヌさん。
そして、入院期間を経て施設で暮らす、現在のサビーヌさん‥‥。
適切な支援を受けないことによる悲劇が、あまりにも淡々と描かれています。

「私たちは、妹がどんな扱いを受けていたのか知らされず、自閉症ということさえわからなかった」。
姉のボネールさんは、そう述べています。

自閉症児・者への早期療育・早期支援の重要性を啓蒙すべき映画としても、この映画は高い評価を受けているようです。
できるだけ多くの人に見ていただき、少しでも自閉症への理解が深まることを願っています。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/03/07

障害者雇用対策基本方針(改定)

平成21年3月5日障害者雇用促進法第7条第1項の規定に基づき、新たな障害者雇用対策基本方針(改定)厚生労働省告示第55号として発表されました。
以下のとおりです。

[PDF] 障害者雇用対策基本方針

平成21年4月1日以降、先日に概要を取り上げた改正障害者雇用促進法と合わせて、よりいっそうの障害者雇用の促進のために活かされてゆくこととなります。
この度の障害者雇用対策基本方針では、初めて、発達障害者に係る就労支援・雇用支援の必要性が言及されていますが、ジョブ・コーチ(補助的な職業指導者)制度の実効性をより高めてゆくなど、いわば「口だけではなく目に見える形で」の取り組みが強く望まれることになろうかと思います。

【 障害者雇用促進法 】
 [法令全文] 改正障害者雇用促進法
 [法令全文] 改正障害者雇用促進法施行規則
 [法令全文] 改正障害者雇用促進法施行令

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/02/20

平成21年4月以降の障害福祉サービスの報酬

平成21年2月20日厚生労働省で「障害福祉サービス費等報酬改定及び障害者自立支援給付支払等システムに関する都道府県等・国保連合会合同担当者説明会」が開催され、障害者自立支援法に基づく今年4月以降の報酬体系改正案が示されましたので、紹介します。

【PDF】
  平成21年度障害福祉サービス報酬改定(案)の概要
  障害福祉サービス費等の報酬算定構造(案)
  障害福祉サービス等報酬告示改正(案)
  障害者自立支援対策臨時特例交付金、福祉医療機構における経営資金
  障害者自立支援給付支払等システム
  平成21年4月以降の新規加算
  介護給付費等の算定に係る体制等状況

【関連記事(当サイト)】
 平成21年4月以降の自立支援医療の利用者負担

PDF の閲覧には Adobe Reader(Adobe Acrobat Reader)が必要です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/02/04

改正障害者雇用促進法公布

この度、改正障害者雇用促進法公布されました。
一部を除いて、平成21年4月1日より施行されます。主な柱は、以下のとおりです。

1.短時間労働に対応するべく、法定雇用率制度を見直した

雇用保険法では、週所定労働時間が週20時間以上の短時間労働者であっても、平成19年10月1日改正以降については、きちんと雇用保険の適用対象になることになっています。
ところが、それまでは雇用保険の適用対象を週30時間以上としていたこともあって、障害者雇用促進法のほうでの事業主の障害者雇用義務としては、週30時間以上の常用雇用、という状態のままでとどまっていました。
つまり、雇用保険法が改正されたのにもかかわらず、週20時間以上30時間未満の短時間労働を行なう障害者の雇用義務が抜け落ちており、法定雇用率にも算入されませんでした。

今回の改正障害者雇用促進法では、週20時間以上30時間未満の短時間労働を行なう障害者についても、事業主は雇用義務を負うこととなり、法定雇用率にも算入されることとなりました。
なお、施行は平成22年7月1日です。
これにより、心身の障害の状況等から短時間労働を余儀なくされている障害者(例えば、精神障害者や人工透析者)であっても、よりいっそう常用雇用への途が開かれてゆくことが期待できます。

2.中小企業における障害者雇用の促進

中小企業(常用雇用者101人以上300人以下)では、その経営上の制約もあって、障害者の雇用が進んでいません。
そこで、いくつかの中小企業が集まって事業協同組合等を設立した場合に、その組合として障害者を雇用し、まとめて雇用率をカウントできるような特例を設けました。
ひとつひとつの中小企業では障害者の雇用が経営的にむずかしくても、事業協同組合等全体として障害者を雇用することができれば、その組合下の中小企業のいずれもが障害者を雇用した、と見なされます。
併せて、障害者を雇用する中小企業に対する金銭的な支援策が充実され、経過措置ではありますが、中小企業の経営負担が軽減されます。

3.中小企業にも障害者雇用納付金制度を適用

現在、障害者の雇用を促進するための財源を確保すべく、一定の法定雇用率が満たされない企業からは、障害者雇用納付金を徴収しています。
これを障害者雇用納付金制度といい、常用雇用者301人以上の事業主のみを対象としています。
改正後、平成22年7月1日からは、まず、常用雇用者201人以上の事業主もこの徴収の適用対象とし、さらに、平成27年4月1日からは、常用雇用者101人以上の事業主も対象とします。
これにより、少なくとも、障害者の雇用をよりいっそう促進してゆくための財源の確保に道筋がつくこととなりました。
実際に障害者の雇用が進んでゆくかどうかについてはまた別の話ですが、ジョブコーチ(補助的指導者)の養成等に力が注がれてゆく見通しです。

4.特例子会社を設けない場合であっても、雇用率算定時にグループ適用を可能に

現在、特例子会社を設けている企業グループに対しては、そのグループ全体で法定雇用率が満たされているかどうかを算定できる、という特例があります。
これをグループ適用制度といいます。
特例子会社の設立にはまだまだいろいろと制約も多いため、平成21年4月1日以降は、特例子会社を設けていない企業グループ全体であっても、この特例の適用を受けることができるようになります。

【 参考資料 】
[PDF] 改正障害者雇用促進法の概要

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/01/26

駐車禁止除外指定

歩行困難な下肢障害者等に交付される「駐車禁止除外指定車標章」に関し、警察庁は平成20年12月18日、下肢障害については、その交付対象を「身体障害者手帳4級以上の重い障害を持つ者」に戻すよう、各都道府県警察本部宛に通達を出しました。

[PDF]平成20年12月18日付けの通達

実際の運用(適用)については各都道府県にゆだねられるため、いますぐに全国一律的に元に戻る、というわけではありませんが、朗報です。

下肢障害については、元は4級以上の重い障害を持つ者が交付対象でしたが、平成19年の2月に、より障害の重い「3級の1」以上へと、交付対象が狭められていました。
つまり、3級の2、3級の3、4級全部が交付対象外になってしまったのです。

下肢障害(身体障害者手帳)における3級・4級とは?
(3級のほうが重い)

4級:
 4級の1
  両下肢のすべての指を欠く
 4級の2
  両下肢のすべての指の機能の全廃
 4級の3
  一下肢について、その下腿の2分の1以上で欠く
 4級の4
  一下肢の機能の著しい障害
 4級の5
  一下肢の股関節(又は膝関節)の機能の全廃
 4級の6
  一下肢について、健側と比べて10センチ以上短い
  (又は健側の10分の1以上短い)

3級:
 3級の1
  両下肢をショパール関節(ショパー関節)以上で欠く
 3級の2
  一下肢について、その大腿の2分の1以上で欠く
 3級の3
  一下肢の機能の全廃

平成20年12月18日通達が出される以前の警察庁通達等級表
障害の区分 障害の級別
視覚障害 1級から3級までの各級及び4級の1
聴覚障害 2級及び3級
平衡機能障害 3級
上肢不自由 1級、2級の1及び2級の2
下肢不自由 1級から3級の1までの各級
体幹不自由 1級から3級までの各級
乳幼児期以前の非進行性の
脳病変による運動機能障害
上肢機能:1級及び2級
(一上肢のみに運動機能障害がある場合を除く)
移動機能:1級から2級までの各級
心臓機能障害 1級及び3級
じん臓機能障害 1級及び3級
呼吸器機能障害 1級及び3級
ぼうこう又は直腸の機能障害 1級及び3級
小腸機能障害 1級及び3級
ヒト免疫不全ウイルスによる
免疫機能障害
1級から3級までの各級
小児慢性特定疾患児 色素性乾皮症患者に限る
知的障害者 重度
精神障害者 1級

実際問題としては、「上半身の筋力が消失してしまって杖がつけず、結果として歩行困難」 などという例も考えられることから、「単純には区分できない」という現実があります。
さらには、「その他の障害(聴覚障害、知的障害など)までも「歩行困難者」とするのはなぜ?」、といったような問題点もあります。
今後のさらなる改正・見直しが望まれるところです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/01/16

平成21年4月以降の自立支援医療の利用者負担

平成21年1月9日付けで、厚生労働省社会・援護局障害保健福祉部精神・障害保健課自立支援医療係長より「自立支援医療における利用者負担の平成21年4月以降の取扱いについて」という事務連絡通知が出され、今年4月以降の自立支援医療に対する方向性が示されましたので、紹介します。

【PDF】
 自立支援医療における利用者負担の平成21年4月以降の取扱いについて

【ダウンロードの手順(Windows の場合)】
 Internet Explorer を使っている場合は、次のとおりです。
 なお、「名前をつけて保存」するときのファイル名は、自動的に付きます。
  1. リンクの上をマウスで右クリック(マウスの右ボタンを使う)
  2. コンテキストメニュー(右クリックしたときのメニュー)が現われる
  3. 「対象をファイルに保存」を選択
  4. 「ファイルのダウンロード」で「名前をつけて保存」を行なう

閲覧には Adobe Reader(Adobe Acrobat Reader) が必要です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/01/14

「GOOGLE LTD ADWORDS」から架空請求?

クレジットカードの請求明細書に、憶えのない所からの請求があった。
GOOGLE LTD ADWORDS」とある。

調べてみたら、Google の広告収入獲得システムらしい。
日本円で 500円の登録料を支払うと利用できるらしいが、確かに、請求も 500円だった。

しかし、全く身に憶えがない。
そもそも Google Adwords という広告収入獲得システムにしても、同様の Google Adsense にしても、アカウントそのものを持ってない。請求される理由がないのだ。

さっそくググってみたら、どうも、同時期に同じような被害に見舞われている人がいるらしい、ということがわかった。
たとえば、以下のとおりである。

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1221818687
http://d.hatena.ne.jp/muimy/20090113
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa4628662.html
http://vitale.jugem.jp/?eid=120

これは怪しい!
同じような被害に遭っている人は、ほかにはいないだろうか?

クレジットカード会社には至急連絡を取り、調査を依頼した上で、カードを停止。
もちろん、番号を切り替えて再発行してもらうようにした。

一方、Google へは、以下のフォームから問い合わせ。
いまいち頼りにならなそうな感じ(というか、高圧的にも思える)で、何とも心もとないが。
Google から「調査の結果、不正請求であることが確認できた」との連絡が届いた。

https://adwords.google.co.jp/support/bin/request.py?stage=3&pf=1&f=unauthorized

初めての経験だが、何とも不可解。
これが俗に言う「架空請求」なのだろうか? そうだとしたら、かなり手が込んでいる。

ワンクリック詐欺に遭うようなサイトにアクセスした憶えもなければ、そもそもクレジットカード番号を入力するような怪しげなサイトにアクセスしたこともない。
マルウェア(スパイウェア、クラックツール)やキーロガーなどの「個人情報を盗むソフトウェア」にやられているのではないか、とも考え、ウィルススキャンソフトなどのログも調べ、怪しげなものは一掃したが、もしかしたら、既に、この手の悪質なソフトウェアにやられていたのかもしれない。
但し、ログにも、情報漏洩の形跡は何1つ残されていなかった。

となると、いったいどこから個人情報が?
まさか、クレジットカード会社の個人情報が漏洩した?

私1人だけの事例ではない、ということは確実な感じなので、場合によっては、ちょっと大きな事態に発展しそうな予感がする。
不正請求であることが明らかになったので、カード会社から代金が請求されることはない」との返事を、Google、クレジットカード会社の双方からもらったが、しかし、それにしても、何とも気持ちが悪過ぎる!

| | トラックバック (0)

2009/01/03

謹賀新年2009

あけましておめでとうございます!
皆さん、昨年はどんな1年でした? そして、今年の目標は?

さて。
私のほうは、昨年4月、重い障害を抱えた父が、長い闘病生活の末に天に召されました。
覚悟はしてたんですけど、自分で考えてた以上のショック。
結局、父の急逝以降、心と身体が非常に不安定な状態が続いたまんまです。
現在も、服薬こそしていないものの、心理カウンセリングに通わざるを得ない状態になってます。

一番こたえたのは、父が亡くなってからの行政の手続きの、あまりの複雑怪奇さだったでしょうか。
障害福祉関係はもちろんのこと、父の未支給年金、母の遺族年金、相続関係もろもろ。
とりあえず、私も「プロ」の一人ではあるんで、外部の専門家などに一切頼ることなく手続きを進めたんですけど、もう、わかりづらいったらありゃしない!
行政にゃ「何らかの悪意」がある、としか思えませんでした。

心と身体が非常に不安定だったんで、職場もしばし休職。
しかし、ここで「職場のウソ八百さ」も発覚しちゃった‥‥。
会社理念とか社長の姿勢とかがかなり質が高い会社なんですけど、でも、いざ自分に何かコトが起こったとき、それが末端に全然浸透してなかった、と悟った次第。
とにかく、休職発令にしても傷病手当金にしても、人事部門が非常にいい加減で。
よくありがちなことでもあるんですけど、こちらがお願いした書類を机にしまい込まれたまま、部課長の決裁すら無しで。
決裁がなされないんで、コトがちっとも進んでゆかなかった!
こっちから突ついてなかったら、いまだに何もやってなかったんじゃないですかねぇ?
冗談じゃない!
同じ人事部門で働く立場としちゃ、恥ずかしいったらありゃしなかったです。
会社全体としては誉められる会社なんですけど、肝心カナメの人事部門がとんでもなかった次第。まぁ、休職してなかったらわかんなかったことかも。

そんなあんなで、いま、「自分が何を為すために今後を生きていったら良いのか?」「自分が仕事の中で何をしたい・何をしなければならない、と思ってるか?」などなどということが、見えてきちゃいました。

行政関係の手続きをサポートできるような仕事、特に、障害者福祉行政に関係する仕事がしたい!
見えてきたことは「それ」です。
いままでの自分の経験や知識、関心とかを考えても、そう思わざるを得ませんでした。活かさなきゃもったいないし。

っていうわけで、思い切って、社会保険労務士として、独立開業に踏み切りたいと考えてます。
はっきり言いますけど、会社っていう組織の中でそういう仕事ができるとは、とても思えないですから。
ただ、さすがに先立つもん(つまりは、カネですな)がないと実際には踏み切れない‥‥。
で、今年はそのための土台づくりの1年に。そう位置づけてゆくつもりです。

ところで。
このブログですけど、ココログの不具合のせいで、すっかり更新がごぶさたになっちゃってました。
この不具合もクセモノで、めちゃくちゃ不具合が出たユーザーもいれば、何事もなかったユーザーも多かったとか。私は前者のほうでしたけども。
今年こそ、障害者自立支援法の見直しやらと障害者施策がいろいろと変わる年にあたってるんで、しっかりと更新してゆきたいんですけど、ま、どうなることやら。
そのほか、当サイトは、何もブログ記事だけで成り立たせてるつもりはなく、特に「福祉なんでも談話室」「教えて!goo」っていうQ&Aサイトでの回答で情報提供を、ってことをねらいにしてます。
なので、できるだけ、そっち2つもぜひ効果的に利用していただけるとうれしいなぁ、って思います。
まぁ、何はともあれ、引き続きどうぞよろしくお願いいたしますネ。

どうか良き1年となりますように。
今年もよろしくお願いいたします!
 

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2008/12/25

ココログ―とりあえず復旧?

あまりにも夜間の挙動が重過ぎるので、すっかりやる気が失せていたココログの更新‥‥。
現象発生から3か月以上を経て、やっと@niftyから経過報告が発表された。

@nifty からの報告 ↓
http://info.cocolog-nifty.com/info/2008/12/post-0826.html

夜9時以降、管理画面から記事を投稿してココログを更新する際に異様なほど重くなる、というこの現象。
9月2日以来顕著だったが、アプリケーションサーバの過負荷が原因だったという。

@nifty によれば、対応は完了したらしい。
しかし、どのような方法で対応したのか、肝心な部分が何ら触れられていない。
まぁ、ああでもないこうでもないと、不必要だとしか思えないバージョンアップを繰り返すから、副作用として過負荷が出てしまうんじゃないか?
必要以上のバージョンアップは要らない。とにかく、安定してまともに動くようにしてくれ!

ちなみに、これまでの間、何度かサポートに問い合わせていたが、あいかわらず、毒にも薬にもならない回答しか返ってこなかった。
どう考えても、やる気があるようには思えない。
ココログには、私が使ってるような「金を取った有料プラン」もあるが、これでは「欠陥商品によるぼったくり」もいいところだ!

ココログも含め、ソフトウェアにはバグが付きものだし、それはそれでいい。
ただ、何らかの不具合が発生したら、最大限速やかにキビキビと対応してほしいし、また、対応のプロセスやその経過をひとつひとつ説明するのが商売じゃないか? ユーザーあってのものだね、なのに。
@nifty はそこができていない。「ユーザーを大事にしなければならない」という、一番肝心なところがめちゃくちゃ過ぎる!

ほとぼりが冷めた頃にまた繰り返されるんだろうな、同じ不具合が。
@nifty のことだから。

| | トラックバック (0)

2008/09/23

ココログ ─ いいかげんにしてくれ!

ひとつの記事やコメントの更新に、何分時間をかけさせたら済むんだ?
夜9時を過ぎると、重くてたまらない!

@nifty からの事情説明 ↓
http://info.cocolog-nifty.com/info/2008/09/post-0826.html

メンテナンスやバージョンアップの度に、過去にも、何度も何度もおかしくなってくれた。
あっちこっちの情報を総合すると、「ココログ、というよりも、むしろ TypePad 特有の問題点なのかもしれない」という印象を最近は持っているが、それでもココログは、その不具合の頻度や度合いが尋常ではないと思う。

サポートに問い合わせても、通りいっぺんの「何を言いたいんだかよくわからない、どうとでも取れるいいかげんな回答」しか返ってこない。
時には、「責任を他部署にたらい廻しにしようとしているのでは?」とさえ受け取れてしまうような、そんな回答メールさえも返ってくる‥‥。
冗談じゃない!

パソコン通信時代からの愛着があるので、がまんにがまんを重ねて @nifty を使ってきた。
が、「単なる日記のようなものにとどまることなく、多くの人に役立ててもらいたい内容を丹念に取り上げてきた」と自負している当サイトである以上、記事やコメントの更新、ファイル(諸資料)のアップロードなどに支障が多過ぎては、とてもたまったものではない。目的が達せなくなってきているからだ。

人によっては、「さっさとほかに引っ越していれば良かったのに」と言うだろう。もっともではある。
ただ、ある程度作り込んでしまうと、それもいろいろなファイルがアップロードされているサイトにしてしまうと、そうそう簡単に引っ越せるものではない。
そういうユーザーもいるのだ。
ここのところを @nifty が全然わかっていないような気がする。また、有料ユーザー軽視、という姿勢にも甚だしいものがあると思う。

こんなことが繰り返されていると、@nifty の評判はますます落ちてゆくだろう。
パソコン通信時代には、少なくともユーザー重視の姿勢があった。
だが、いまの @nifty にはそれがない。そう言い切ってしまってもよいと思う。

| | トラックバック (0)

2008/09/17

憤慨─ココログのバージョンアップ

過去にもバージョンアップの度にアホなことを繰り返してきたココログ。先日9月2日のバージョンアップでは、とうとう、ファイルアップロード時の1ファイルあたりのサイズ上限が1MBになってしまった。
1GBではない。たったの1MBである。
それまでは40MBだったから、大幅な削減だ。異常としか言いようがない。

@niftyの説明によると、いままでにアップロードされた1MB超のファイルは削除しない、という。
だが、ほんとうにそうなのか、わかったものではない。「○○はしません」と約束しても、@niftyの過去のサービスを見るかぎり、守られたためしがないからだ。

どうしてこんな「改悪」がなされたのか?
@niftyによると、1MB超のファイルの大半がスプログ(スパムブログ)で使われていること、ココログが単なるファイル置場と化してしまっていること‥‥などが理由だそうだ。
そして、さらに、「ユーザーの大半が1MB未満のファイルしかアップロードしていないことを、弊社の調査で確認できた」と、@niftyは説明している。

「1MBを超えるものがほとんど」という行政資料をPDFで提供してきた自分としては、この「改悪」は実に厳しいと思う。
もっとも、「@niftyのホームページサービスなどを利用してそちらにファイルをアップロードし、ココログからのリンクを貼る」という方法によって、簡単にカバーすることはできるのだが。
一方、同じTypePad(ココログのファイル形式)を使っているOCNブログ人か、ワープロソフト「一太郎」で有名なジャストシステムJUSTBLOGに引っ越そうかと、こちらも考えた。
ブログ人は有料で、現在、ファイルアップロード時の1ファイルあたりのサイズ上限は30MBだ。もっとも、ココログ同様にサイズが大幅削減される可能性は否定できないが‥‥。
一方、JUSTBLOGは完全無料で、ファイルアップロード時の1ファイルあたりのサイズ上限は不明だが、特に大きな制約はない模様だ。サイト全体で4GBまで使え、完全無料の割に広告が表示されない、という点も重宝するだろう。
とはいえ、いずれにしても、ファイルの引っ越しの手間などを考えると、引っ越しはなかなかやりたくない。

とにかく、ちょっと厄介なことになった。
いまどき、写真のアップロードなどでも、ファイルサイズが1MBを超えるものはザラにある。1MBでは、あまりにサイズが小さ過ぎはしないだろうか?

ホームページサービスのほうにファイルをアップロードするため、ホームページからココログに移ったときに一度は捨てたFTPソフト(私はNextFTP)を、もう一度インストールすることにした。
ホームページサービスも再契約(とりあえずは無料)。「ホームページサービスの環境設定も、FTPソフトの環境設定も、すっかり設定方法を忘れてしまっている」というオマケが付いた。

う~ん‥‥。
なんともうんざりする。もうちょっと緩い容量制限にしてほしかった。せめて3MB~5MBはほしい。

【追記 (9月19日)】
JUSTBLOGに仮設してみた(9月19日) ‥‥ http://maroon.justblog.jp/welfare/

【追記 (9月19日)】
うげぇ!テンプレート(上級者用)のMTタグの仕様も変更してくれたんだな?
う~ん‥‥。どうしてこういうことをするんだよぉ(涙)。
詳しくは http://info.cocolog-nifty.com/info/2008/09/mt-4170.html に。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

«聴覚障害不正認定事件