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2004/03/14

聴こえなくても大丈夫!

聴こえない人の日常生活は、そのままだといろいろと制限が伴います。
そんなとき、以下のような製品があると、とても便利です。もちろん、日常生活に欠かせないものなので、私(中途失聴者)も使っていますよ。

これらの製品は「聴覚障害者用日常生活用具」と呼ばれています。
聴覚障害者日常生活用具を購入する場合には、行政から一定額の補助を受けられます。
障害等級などによって一定の制限がありますが、身体障害者手帳を持っている聴覚障害者の方は、お住まいの区市町村の福祉事務所(障害福祉課)を通して1度問い合わせてみて下さい。

● 双方向無線呼び出し器(バイブレーター)「合図くん3」
病院や銀行・役所などに出かけたとき、窓口での呼び出しのときに欠かせません。
aizukun3.jpg

● 簡易筆談器「かきポンくん」
磁気(砂鉄)が利用されていて、専用のペンで何度でも「書く・消す」が可能。手も汚れません。
kakiponkun.jpg

● アラートマスター・セット
日常生活における主要な音(電話の呼び出し音、玄関のチャイム、赤ちゃんの泣き声、めざまし時計の音など)をキャッチし、振動や光の点滅などに置き換えて伝えることができます。
AM-6000SET.jpg

● パトライト
パトカーの回転灯のようなので、文字どおり「パトライト」と呼ばれています。アラートマスターに接続すると、音をキャッチしたときにピカピカと光りながら回転します。
WMH-100.jpg

なお、これらは、東京・中野にある「株式会社ワールドパイオニア」で手に入ります。
この会社は重度聴覚障害者である中園英喜(ペンネーム:岩渕紀雄)社長が設立したもので、聴覚障害者の日常生活を助けるための商品の数々を扱っている「わが国唯一の聴覚障害者専門商社」です。
上述した商品を聴覚障害者日常生活用具として入手する方法については、ワールドパイオニアのトップページから「福祉給付」のリンクをたどって下さい。
また、補聴器部(にっこり補聴器屋さん)も定評があります。担当の荻幸司さんの対応が、実にきめ細やかなのです。
私もデジタル補聴器(「補装具」といって、これまた、障害の等級によっては行政からの補助を受けられます。)をにっこり補聴器屋さんで買い求めました(補装具として)が、荻さんは、補聴器が聴こえの程度とうまくマッチするまで根気強く何度でも対応して下さいました(とても大切なことなのですが、実は、ほかの補聴器店では意外とおざなりにされていたりします)。とってもありがたかったですョ。

聴覚障害者用日常生活用具を上手に利用すると、ある意味で「聴こえなくても大丈夫!」という状態にまで持ってゆくことができます。
そのほか、聴覚障害者日常生活用具としては、TVの画面に字幕を付けられる「文字放送デコーダー“アイ・ドラゴン”」などがあります。
ただ、いずれの商品も入手がかなり困難なのが最大の欠点。それだけに、ワールドパイオニアのような会社の存在はとても大きいのです。がんばれ、ワールドパイオニア!

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