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2004/03/20

聴覚障害者とハローワーク(2)

ハローワークには、障害者専用窓口があります。
で、月に何回か、この窓口には手話通訳者の方が見えられ(但し、限られたハローワークだけ)、聴覚障害者専用窓口と化します。

窓口に来る聴覚障害者の人数は、びっくりするほど多かったですねぇ。まぁ、私もその1人だったわけですが(苦笑)。
これは、先日も記したように、「企業が聴覚障害者を採用したがらない」ということと関係してるんじゃないか?、と思います。なかなか就職が決まらないんですよね。

正直言って、コミュニケーションに難があると、たとえば、電話をバリバリかけまくる営業職のような仕事は無理かもしれません。会議が頻繁にある部門もつらい…。
けれども、だからといって「合う仕事がなーんにもない」っていうことは、もちろんありえないと思うんです。
では、「何が問題なのか?」っていうと、仕事そのものが問題なんじゃなくて、「コミュニケーション障害に付随してくる人間関係の困難さ」こそが問題なんじゃないか?、って思います。
たとえば、上司からの指示が聴き取れない…。あるいは、休憩時間の雑談の輪に加わることができず、だんだん疎外されてゆく…。
そういうことは、意外とつらいんじゃないかなぁ?私自身もそうですし。

聴覚障害者の人たちって、実は、普通の人以上に「淋しがり屋」のようなところがあります。コミュニケーションに障害を持っている・コミュニケーションにいわば「飢えている」がゆえに、逆に、コミュニケーションを強く求めてしまうんですよね。
そのために、職場でのコミュニケーションがうまくゆかないときの精神的な落ち込みは、相当なものがあるような気がします。
で、ハローワークに望みたいこと、それは、「就職先のお世話ももちろん大事だけど、アフターフォローをもっと頑張って!」ということ。
ハローワークの方には、就職が決まった後も、もっともっと「職場でのコミュニケーションの橋渡し役」を果たしてほしいな、って願っています。

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