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2004/06/27

支援費制度改革~障害者施設では?

支援費制度(障害者施策)と介護保険制度の統合問題については、障害者施設団体の動きが鈍いことがかなり気になっています。
例えば、知的障害者施設の団体である日本知的障害者福祉協会
会員専用ページ(会員=協会加盟施設)に統合問題に対する見解が掲載されているものの、一般向けには非公開で、非常に違和感があります。
要するに、障害者施設として何を考えているのかが、ほとんど伝わってこないのです。

このことは、障害者施設独特の「閉鎖性」を端緒に表わしている、と言い切っても、決して過言ではないでしょう。
言い換えれば、「まさに変わろうとしている」障害福祉に対する危機感が、きわめて希薄なのです。

障害者施設は、措置制度(支援費制度の前身)時代の「ぬるま湯体質」から抜け切っていません。
施設の運営さえ良ければそれでいい、という感覚が、無意識のうちに充満しているのではないでしょうか?
障害者のことをほんとうに思っているならば、支援費制度と介護保険制度の統合問題が抱えているあれこれをもっと直視し、障害者の声を一般の国民に代弁すべきだと思うのですが…。

こんな状況では、正直言って、いままで日本知的障害者福祉協会下の知的障害児・者施設で働いていたことを、恥ずかしく思わざるを得ません。

あちこち調べてみましたが、他の障害者施設団体でも、どうも似たり寄ったりです。
障害者自身の危機感との差が大き過ぎて、やはり、非常に違和感があります。
私としては、この「危機感の希薄さ」が悪い方向に作用してしまわないように祈ることしかできませんが、それにしても、障害者施設のあいかわらずの「ぬるま湯体質」にはあきれ返るばかりです。

なぜ、こうなってしまうのでしょうか?
支援費制度改革も必要なのでしょうが、この際、思い切った「施設解体」を断行するしかないのかもしれませんね。

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