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2004/12/05

発達障害者支援法成立

12月3日の参議院本会議で、議員立法による「発達障害者支援法」(以下、「同法」とします。)が全会一致で可決され、成立しました。
来年2005年(平成17年)の4月1日から施行されます。

発達障害は「先天的な脳機能の障害」として定義され、以下のような障害が同法の対象となります。

1.自閉症スペクトラム … 対人コミュニケーションに問題がある障害
2.学習障害(LD)… 特定分野の習得(学習)がむずかしい障害
3.注意欠陥多動性障害(ADHD)… 集中するのが困難である障害  など

概要は次のとおりですが、同法の全文を PDFファイルで用意しました。
PDFファイルを見るには、Adobe Reader(Adobe Acrobat Reader)が必要です。

1.発達障害の早期発見や、乳幼児期から成人期に至るまでの支援は、国や自治体の責務である
2.乳幼児健診就学時健康診断での早期発見に努める
3.保育教育就労地域生活の各分野において、支援体制を整備してゆく

発達障害者支援法 全文(PDFファイル)

同法成立までの経緯などについては、カイパパさんのサイトで非常に詳しく触れられています。
一方、同法成立を契機として、全国的な連絡組織日本発達障害ネットワーク」(仮称)の設立に向けての動きがある、ということが、しぇあさんのサイトで触れられています。
ただ、正直なところ、同法自体は総花的なきらいがかなり強いため、カイパパさんが指摘していらっしゃるとおり、私たちひとりひとりが同法の実効性を厳しく見守ってゆく必要があります。
ちなみに、同法では、発達障害者を支援してゆくことは「国や自治体だけの責務ではなく、国民全体の責務でもある」、とも定義されています。

【関連記事(当サイト)】
発達障害支援法案(1)
発達障害支援法案(2)
発達障害支援法案(3)
発達障害支援法案(4)

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