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2008/07/16

国民年金第3号被保険者に関するトリビア

老齢年金の受給権を持っている人は、その人が実際に老齢年金を受給しているかどうかとは関係なく、65歳以降に厚生年金保険(または共済組合)に加入しても、実は、国民年金の第2号被保険者とはなりません
国民年金の第2号被保険者とは、「国民年金の加入者であって、かつ、厚生年金保険(または共済組合)に加入している者」のことですが、国民年金に加入できるのは法令により65歳未満までですから、65歳からは国民年金には加入していないこととなり、結果として、上述のような人は国民年金の第2号被保険者ではないのです。

このため、このような人の配偶者が、その人の健康保険によって扶養されている被扶養配偶者であるとき、その配偶者が60歳未満であっても、配偶者は国民年金第3号被保険者(国民年金第2号被保険者の被扶養配偶者のこと)とはなりません
配偶者は、国民年金第1号被保険者として、自ら国民年金保険料を納付しなければなりません

国民年金保険料の納付義務が免除される「国民年金第3号被保険者」とは、実は、「厚生年金保険(または共済組合)に加入している人の被扶養配偶者」とイコールではありません。
要するに、あくまでも「国民年金第2号被保険者の被扶養配偶者」でなければならないのです。
いままで見てきたように、65歳からは国民年金の被保険者にはならないため、65歳以降は国民年金第2号被保険者そのものが存在しません
ですから、たとえばご主人が65歳になったとき、その被扶養配偶者である妻は、もう国民年金第3号被保険者とはならなくなります。
十分な注意が必要ですね。
それにしても、年金制度はえらくややこしい‥‥。

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